ベータのお取り扱いは2020年12月31日をもって終了しました

ベータの取扱い終了について

弊社では2020年12月末をもちまして、ベータフォーマットのダビングサービスを完全に終了いたしました。
再生機材の老朽化や再生機材の入手困難化、そしてテープ自体の劣化が進行しているため、安全な再生が難しい状況になったことが主な理由です。

なぜベータフォーマットの取扱いを終了したのか?

1. テープの劣化が深刻

ベータフォーマットのテープは、再生するだけで磁気層が剥がれ落ちるなど、時間の経過とともに劣化が著しく進んでいます。
こうした劣化したテープを再生すると、テープそのものをさらに傷つけてしまう恐れがあります。
また、磁気層が剥がれると映像や音声の復元がほぼ不可能となるケースが多く、非常にデリケートな扱いが必要です。

2. 再生機材の問題

ベータフォーマットの再生機材はすでに製造が終了しており、メンテナンスや部品交換も難しい状況です。
さらに、故障率も上昇しており、安定したサービスの提供が困難となっています。

現在取り扱っているフォーマットについて

弊社では現在、以下のフォーマットのダビングサービスを取り扱っています:

  • VHS
  • VHS-C
  • 8ミリビデオ
  • MiniDV

これらのフォーマットについても、ベータと同様に機材の老朽化や部品の入手困難化、テープの劣化が今後進行していくことが予想されます。
特に古いテープは、磁気層の剥がれやカビなどの劣化が進むと再生が困難になる場合があります。大切な映像資産を守るためにも、ぜひお早めにダビングサービスをご利用ください。

お客様へのお願い

現在、ベータフォーマットのテープを弊社にお送りいただいた場合は、そのままご返却させていただいております。
お手数をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

まとめ

ベータフォーマットの取扱い終了は、お客様の大切な映像資産を守るための決断です。
現在取り扱い中のVHSやVHS-C、8ミリビデオ、MiniDVについても、今後同様の問題が発生する可能性があります。
早めにダビングサービスをご利用いただくことで、思い出の映像を安全な形で残すことができます。
どうぞ安心して弊社サービスをご利用ください。